
先日、食いしばりの歯科衛生士の生徒さんへ学習会を行いました。
一度、お伝えしたからといって、そこで終わりにはせず
月に1回学習会を行って、ブラッシュアップを行っています。
食いしばりや歪みというのは、口だけではなく体も関係しています。
そして、一人一人噛み合わせも癖も異なってきます。
だから、この方の噛み合わせは、どうなのか?
お口の開け方はどっちにいっているのか?
この方の歪みは、筋肉性なのか間接性なのか?
咀嚼筋といって噛む筋肉のどこの部分を施術した方が効果があるのか?
患者様のお口は、開口・過蓋咬合・矯正中だから
こういったところに注意をしないといけない!など
たかが、食いしばり、ゆがみ、たるみといって
誰一人同じ施術ではありません。
また、お顔表面の表情筋(小さい筋肉・鍛えても大きくならない筋肉)だけに
アプローチするのでなく、お口の中からしか触れることはできない
咀嚼筋(骨格筋・筋トレをすると大きくなる腹筋などと同じ・大きな筋肉)の
緊張を解いてから施術を行うので、施術効果が表情筋の表面しか触らない施術に比べ
効果が出やすいのと、噛み合わせも良くなってお口の状態も良くなります。